英語をマスターする意外なヒント VOL.2

前回は下記のステップ2まで記載したので、
今回はステップ3から記載します。

概観:

◆ステップ1:【マインドセット】恐怖心を楽しみに転換させる
◆ステップ2:【マインドセット】あきらめないでアタックする
◆ステップ3:【スピーキング】ゆっくりしゃべる
◆ステップ4:【スピーキング】柔軟な発想力を使ってしゃべる
◆ステップ5:【ヒアリング】推理力を働かせ「You mean ~,right?」と言う
◆ステップ6:【実践】シニア、ノンネイティブスピーカーとコミュニケーションする

◆ステップ3:【スピーキング】ゆっくりしゃべる

英語もロクに勉強してこなかったという年配の日本人、
いわゆる前述した親戚ですが、
ニュージーランドの現地の銀行やショッピングで
次々と用事を済ませていくので不思議に思いました。

秘訣があるに違いないと思ったので、
早速そのコツとやらを聞いてみました。

今まで色々な英語習得のための本を読んできましたが、
このことを述べている本はありませんでした。

私の友人で
外資系の社長を10年以上歴任した語学の達人の喋り方をチェックしてみたら
これが実践されていました。

言われてみれば当たり前のことです。

私自身これを知ってからは、
コミュニケーションが非常に楽になりました。

これは英語以外の全ての外国語に当てはまります。

ゆっくり喋ること、それがポイントです!

slow_325

なぜなら、それをヒアリングの観点からお話しすると・・・

通常の日本人はI can’t speak English.とかI don’t understand.と言う時に、
このフレーズは知っているだけあって流石に早く喋ります!
これがまずいのです。 

コミュニケーションはリズムですので、
それを聞いた相手も条件反射的に同じ速さのリズムで応答してきます。

しかもI can’t speak English.とかI don’t understand.は流暢に言っていますので、
この日本人は英語ができるぞと言わんばかりに、
これまた条件反射的にペラペラと喋り返してきます。

これでは何を言っているか分かりません。

しかし、ゆっくりと喋れば、
この日本人は英語ができないなと、
条件反射的にゆっくりとしたリズムで、わかりやすい英語で喋ってきます。

これならヒアリングもクリアできますね。

今度は、スピーキングの観点からお話します。

ゆっくり喋ることで、
落ち着いて考えながら話すことが出来るようになります。

早く喋ろうとすると、気ばかりあせり、
まず何を喋ったら良いかが出てこないと言う問題と
仮に出たとしても、今度は英語でどう表現すれば良いかと言う
2重の問題を抱えることになります。

しかし、ゆっくり喋ろうとすると、
この2つの問題がクリアされます。

以上、ヒアリングの観点から考えても
スピーキングの観点から考えても
「ゆっくり喋る」ことがいかに重要かが分かったのではないかと思います。

これは、逆に日本語が出来ない外国人が
「私は日本語が出来ません」と流暢に言ってきた場合、
自分はどう応対するかを考えればよくご理解できるかと思います。

◆ステップ4:【スピーキング】柔軟な発想力を使ってしゃべる

ヒアリングは完全に相手のペースで進められるので
知らない単語やフレーズ、スラング等が出てきて難しいです。

マスターするのに
「耳の良い人で3年、普通で5年、悪い人は7年」と言われます。

しかしスピーキングの方は
自分のペースでコミュニケーションできるので
これを最大限に生かすことが重要になってきます。

その際、自分の知っているボキャブラリーの範囲内でしか喋れない
という制約がつきまといます。

そこで求められるのが「柔軟な発想力」です。

21045381_xxl_325

たとえば、近視はnear-sightedと言いますが、
この単語を知らなくても、
めがねのglassesを知っているのなら、
I need glasses.で通じてしまいます。

もしくはI can’t see it.でも良いでしょう。

「柔軟な発想力」はある意味、単語力より重要になってきます。

以上、英語をマスターする意外なヒントは次回が最終回となります。