社会を変える静かな人の力

スーザン・ケイン著、
内向型人間の時代 (社会を変える静かな人の力)」が品切れで
手に入らなかったので、
アマゾンレビューより参考になった箇所を抜粋してみました。

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・もし、あなたが「私はとても人前で話したり、
パーティーで楽しめる事は難しい」と思っておられるなら、
この本はあなたのために書かれたモノだと思って欲しい。
 
また、あなたが「私は正反対だ」と思われたなら、
あなたの隣にいる人を眺めてみて欲しい。
 
・ビジネスで成功するには
社交的で積極的な「カリスマ」でなければならない
という方程式がこれまでは根強く浸透している。
 
ところが、本書は「寡黙な内向型人間にも、
SNS社会では大きなチャンスが開けている」と説き、
外交的でアグレッシブだけがすべてではないと述べている。
 

・世界で最も外向的人間が多いと思われているアメリカでさえ、
3分の1~2分の1は内向型人間であるそうです。

・建築家、数学者、科学者、エンジニア、作家などの分野で
素晴らしい功績をあげた人々とそうでない人々を比較した結果、
素晴らしい創造性に富んだ人々は、落ち着いた内向型という点は判明した。

彼らは人間関係を維持するのは上手だが、
特別に社交的だったり、
積極的に人間関係を築こうとする性格ではなかった。

多くの人は、10代の頃は内気で孤独だった。

・クリエイティブな発想や、
忍耐力のある持続性、緻密さ
といった独自の能力が内向型人間にあるのです。

グーグルのラリー・ペイジや、アップル創業者のウォズニアック、
マイクロソフトのビル・ゲイツや、元副大統領のアル・ゴアをはじめ、
内向型人間だったからこその功績や偉業があります。

・内向型は周囲ではなく、自分の内面を見つめる傾向にあり、
それが一つのことを、とことん追求するという性格に繋がっている。

・内向型は社会性がないという固定観念も間違っていて、
むしろ社会を意識するからこそ、内向的になってしまう。

・内向型リーダーは能動的な人間を導くのが非常に得意である。

人の話に耳を傾け、助言を受け入れやすく、
従業員にいっそう能動的になるように動機づける傾向がある。

一方、外向型リーダーは
自分のやり方ばかりに気を取られて、他人の名案に耳を貸さず、
チームメンバーを受身に陥れさせる傾向がある。

・内向型が仕事を愛するもうひとつの重要な説明は、
著名な心理学者ミハイ・チクセントミハイが
「フロー」と名づけた状態にあると、私は確信している。

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フローとは、
人間が物事に完全に没頭し、
精神的に集中している状態のことだ。

遠泳でも作曲でも相撲でもセックスでも、
フローの状態になると、
飽きたり不安を感じたりせず、
自分に十分な能力があるかと心配になったりもしない。

時間が知らぬ間に過ぎていく。

・内向型が現代社会でうまく成果を出すには
外向型の「仮面」を使うことと、
その仮面を使うに値する(と自分が思える)ことに打ち込むことである。

・現代社会においては外向型のほうが高い評価を受けやすい一方で、
内向型は目立ちにくいものの、
外向型には無い様々な性格的特長を持ち合わせており、
2つの性格が協力し各々の強さを発揮することで、
大きな価値を生み出すことができると語られています。

・本書は何も、外向型人間を一方的に否定していません。

いままで低かった内向型人間の評価を再評価すること。

もし、子どもや愛する人や、周りの人が内向型人間であったら、
どうしたらお互いに理解し合い、
高めあえるのか?について書かれています。

◆著者の講演動画

社交的で活動的であることが何より評価される文化において、
内向的であることは肩身が狭く、恥ずかしいとさえ感じられます。

しかしスーザン・ケインはこの情熱的な講演で、
内向的な人は世界にものすごい才能と能力をもたらしているのであり、
内向性はもっと評価され奨励されてしかるべきだと言っています。

 スーザン・ケイン 「内向的な人が秘めている力」