相手の人生を変える「親業セミナー」

前回、人生を変える「反省のコツ」を記載しましたが、
似たようなものに、
子供との接し方を教える「親業セミナー」があります。

「なぜ」を連発することもなく、
反省を促すわけでもないので、
自分以外にはこちらの方がやりやすいと思います。

子供のみならず、友人、知人、部下等にも使えます。

【ケース】

小学校の先生より、最近、次男の太郎が
昼休みに教室でじっとしていて
外で遊ばなくなったと報告を受けました。

【対処方法】

①親:「太郎、最近昼休みに教室でじっとしていて
外で遊ばないらしいけれど、何かあったの?」

②太郎:「うん、野球が面白くないんだ」

③親:「ふ~ん、野球が面白くないんだ。
どうして面白くないの?
だって太郎、前は野球面白いって言ってたじゃない?」

④太郎:「うん、前は面白かったけれど、
最近は僕より上手い子が入ってきて、
その子にポジションを取られちゃったから面白くないんだ」

⑤親:「そうなんだ、ポジション取られちゃったから面白くないんだ。
そしたら、他のポジションに行ったらどうなの?」

⑥太郎:「今まではピッチャーで
4番打っていたからチームで1番だったけれど、
他のポジションに行くと1番じゃなくなるから嫌なんだ」

⑦親:「そうか、太郎は1番じゃないと嫌なんだ」

⑧太郎:「うん、だって家ではいつもお兄ちゃんが1番で、
僕は2番だから、学校にいるときぐらいは1番でいたいんだ」

⑨親:「そうか、家ではいつもお兄ちゃんが1番で
太郎が2番だからか・・・
太郎は、お兄ちゃんと比べられるのが嫌なんだね」

⑩太郎:「そうなんだよ。でも、もういいや。
お兄ちゃんはお兄ちゃんだし、僕は僕だから。
また明日から野球やってみようかな」

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【解説】

必ず相手の気持ちになって
相手の言ったことを繰り返し、原因を探っていきます。

話しを最後まで聴き、途中で遮らないようにします。

⑨で核心に触れ、
親に自分の立場を理解してもらえたので自己解決します。

反省を促さずとも自らが理解し、
自己解決するので
前回の人生を変える「反省のコツ」よりも実践しやすいです。

【ポイント】

「自分の人生を変える」には前回の人生を変える「反省のコツ」、
「相手の人生を変える」には今回の方法と、
上手く使い分けることが大切です。