海外では日本のように水事情が良くないので、
ミネラルウォーターを含め、
より多くの飲料水を飲むことになります。
ミネラルウォーターは砂糖、添加物がないから安心と思いますが、
そこには大きな落とし穴があることは
以前、「いまそこにあるミネラルウォーターの危機!」でご紹介しました。
また、その他の清涼飲料水は、
「いまそこにある清涼飲料水の危機!」で、
砂糖の多さをご紹介しました。
今回は「管理栄養士が絶対飲まないNGドリンク」
という別の切り口から参考になった記事があったので、ご紹介します。
◆1位:トクホ飲料
管理栄養士の高橋さんが、一番に警鐘を鳴らすのが“トクホ飲料”です。
「特定保健用食品(トクホ)を飲んでいれば痩せる」
「健康的だから少し高くてもいい」と思っている方も多いと思いますが、
これはとんでもない落とし穴だそう。
トクホと名のつくドリンクが増えてきた中で、
一番分かりやすい例として、トクホのコーラがあります。
なぜ、コーラなのにトクホと謳えるのかというと、
難消化デキストリンという成分に
脂肪の吸収を抑えて排出を増加させるという機能があるため、
これを使用したコーラが「脂肪の吸収を抑える」と謳って、
トクホになっている訳です。
これを、「コーラを飲んだら脂肪吸収が抑えられる?」
と思わせるところが罠なのですが、
冷静に考えればおかしいことに気がつくはずです。
これらの成分が入っていることは事実ですが、
絶対的な砂糖の量が多いため、
トクホコーラを飲んで脂肪吸収を抑える以前に、
糖分の摂りすぎになることは明らかなのです。
◆2位:100%ジュース
「100%のジュースには、
砂糖や添加物の表示がないのでさほど悪くないのでは?」
と思われがちですが、
高橋さんによるとこれもNGドリンクとのこと。
果物に含まれる糖分は“果糖(フルクトース)”と言うのですが、
実は砂糖よりも早くカラダに吸収されます。
果物から摂る場合は繊維やビタミン・ミネラル、酵素なども
一緒に摂れるので吸収を穏やかにしてくれますが、
これをジュースという形で摂ると、
繊維がないため糖分がすぐにカラダに吸収されてしまいます。
◆3位:スポーツドリンク
ポカリスエットやアクエリアス、最近はゼロカロリーも出ていますが、
これらの原材料を観てみると表示の一番始めは、
“砂糖・高果糖液糖・果糖”となっています。
つまり、どのドリンクにも一番多く含まれるのは“砂糖”なんです。
◆4位:カロリーオフ、カロリーゼロ飲料
カロリーオフやゼロと謳っている商品には、
砂糖の代わりに人工甘味料が大量に使われています。
100%ジュースと言っても生搾りではない濃縮還元タイプは、
絞った果汁の水分を飛ばして、1/5程度に濃縮し、
保存や長距離輸送をしやすい状態にしたうえで、
後に水分を追加して元の状態に戻す方法なので、
酵素が死んでしまっています。
特に、マレーシアで知った「100 PLUS」は、
風邪を引いたときに医者が勧めるほどのスポーツドリンクで、
味も美味しいのでよく飲みましたが、今思うと・・・・