以前、海外旅行や短期の滞在時に重宝する
「安い外貨の両替方法を公開!」をご紹介しました。
今回は前記の方法では、
金利の返済、引き出し金額の上限で不利な面がある
長期滞在に便利な方法をご紹介します。
これは、いきなり海外へ行って
ATMでキャッシングするという即時的なものでなく、
上下動する日々の為替相場の中で、レートの良いときに購入できるので、
外貨運用、外貨送金にも使えます。

サイバーエージェントの外貨exは
ドルやユーロを1000通貨単位で売買でき、
外貨を買う際の取引手数料は
1000通貨当たり30円(1万通貨以上なら無料)です。
これに加え、
買値と売値の差額の半分が為替手数料に相当すると考えられ、
そのコストは原則1ドル当たり0.4銭(=0.004円)、
1ユーロ当たり0.8銭(=0.008円)となります。
例えば1ドル=80円の時に
5000ドル(40万円相当)を買った場合のコストは
「5000×0.4銭+150円=170円」で済む計算になります。
これは購入額の0.0425%、
1ドル当たりではわずか3.4銭で、
大手銀行の2~3円と比べるとコストが圧倒的に安くなります。
通常のFX(外国為替証拠金取引)では買った外貨を売って、
その売買の差額を損益として決済しますが、
外貨exではその差金決済を行わず、
外貨そのものを受け取る事ができる「現受」(両替サービス)が利用できます。
なお、円から外貨への交換には、
買い注文を出した際のレートが適用されますので
レートが良いときに買っておくことができます。
また現受する場合は、
受け取る外貨に相当する金額の円を
FX口座に預けておく必要があります。
現受で外貨exの口座に入金された外貨は、
事前に登録しておいた銀行の外貨預金口座に無料で出金できます。
通貨はドルやユーロ、ポンド、オーストラリアドル等に対応しています。
レートの良いときに現受して
楽天銀行、新生銀行等に貯蓄したり、
海外ではそれらのキャッシュカードを使って
長期滞在するも良し、
そこから海外口座へ送金するも良し。
外貨exを使うことによって安い費用で色々な用途に対応できます。
※日経ビジネス参照。外貨exのレート、手数料は今後変更する場合があります。