◆食事
ホテル近くのレストラン街で
一番お客さんが入っているところをチェックし、入ってみました。
大半は中国人の家族&親戚関係のようで、
大声を出して賑やかに豪快に色々なものを食べていました。
スタッフとオーナーらしきカンボジア人はちょっと迷惑そうで、
疲れたのか手が休まると椅子に腰掛けます。
ビール会社のキャンペンガールもいるのですが、
彼女も疲れると椅子に座ります。
この辺は日本では考えられない接客ですが、
田舎の定食屋の女将と思えば自然体で良いのかも知れません。
料理の方は、牛骨の鍋物含め全て美味しかったです。
驚いたのはビールの付け出しに、高菜漬けが出てきたこと。
またそれが凄く美味しい!
しかし、なんでカンボジアで高菜漬けが出るのか
未だに理解に苦しみます。
ここはカンボジア料理のレストランで
日本料理レストランではないのに。
ウミブドウみたいなものは胡椒です。
カンボジアは胡椒の産地として有名で、
日本人の倉田さんという方が
世界最高級の胡椒を作って世界に輸出しています。
次は、富裕層エリアのバンケンコンにある焼き肉レストランです。
日本のテレビでも紹介され、かなり儲かっているらしいです。
店内に入ると威勢の良い声で出迎えてくれます。
店内も綺麗で落ち着きます。
炭火焼きで料理も美味しく流石儲かっているお店は違うなと思います。
接客は、ホテル、他のレストランでも感じましたが、
日本人の目からするとやはり今ひとつでした。
それだけ教育するのは難しいのでしょう。
気がついたことを挙げてみますと・・・
1)料理は持ってくるのですがビールを持って来ません。
確認したら、やっと持ってきました。
通常は料理よりもまずビールです。
2)食事をしているといきなり目の前に
女性スタッフ2名が立ちふさがり何やら笑っている様子。
何ですかと聞くも何でもないという返事。
3)食後にすいかジュースを頼んだのですが
これもビール同様に持ってきません。
ブザーを押し、1回目は注文した女性スタッフに確認したのですが持ってこず、
2回目は先程急に目の前に現れて笑っていた女性スタッフに確認したら、
確認は嫌だと訳が分からない返事。
3回目は男性スタッフで、やっと持ってきたという顛末です。
先の人気ホテル同様、
有名&繁盛している飲食店でもまだまだ改善の余地があるだけに、
スタッフの教育ビジネスはいけるのではないでしょうか。
◆空港
空港へは市内のホテルからトゥクトゥクで8ドルでした。
入口付近は多くの人で賑わっています。
バーガーキングやお洒落なカフェもあります。
空港内は入口の賑やかさとは打って変わって閑散としていました。
全てが空いているので旅行者にとってはありがたいです。
◆その他
テレビで流れていた歌謡番組のスター、えっ(笑)
下記は日本人経営のお店です。
入店していないので写真だけです。
指圧10分1ドルの日本式マッサージ店。
タイもカンボジアもマッサージは安いですね。
富裕層エリアのバンケンコンにある京都の焼き鳥居酒屋。
日本人にはありがたいですね。
富裕層エリアのバンケンコンにあるラーメン居酒屋。
名前が何やら怪しげで気になります。
現地に2週間前より視察に来ている日本人と
最近現地でホテル経営を始めた日本人に逢って色々と話をしました。
前者の日本人は会社を辞め、
家族共々こちらで生活しながらビジネスをしようと考えていたらしいですが、
ここには住めないと早くも結論づけていました。
現地での不動産と現住の北海道の商品を
こちらに輸出するビジネスでパートナーを模索中ということでした。
後者は、日本人3人で格安ホテルを経営、
早くも2店目をシェムリアップに建設中です。
共同部屋専門で1泊8ドル前後で泊まれます。
これだけでは当然経営が成り立たないわけで、
利益の源泉は、別にあります。
多くの人が利用しますので、
色々なビジネスと連携し展開できるのも大きな魅力になっており、
今後はこれを足がかりに、
飲食&コンサルティング関係も展開していくとのこと。
将来が楽しみな若き経営者でした。
最後に、「カンボジアに移住してはいけない7つの理由」
より重要な2つを紹介します。
1)欧米諸国に住む西洋人の平均余命は約75~80歳。
非公式ですが、カンボジアに住む欧米駐在員の平均寿命は57.4歳。
カンボジアには腸チフス、デング熱、A型肝炎、マラリアのように、
母国にない恐ろしい病気が蔓延しています。
2)上記との関連で子供の成育率の低さが露呈しています。
つまり、成人病が多く発症し出す40代過ぎ、
出生予定の家族、幼い子の居る家族がここで暮らすのには、
それなりの覚悟が必要ということです。