何か新しいことに挑戦しようとしたときに、
必ずと言って良いほど周りの人間が忠告してくるものです。
必ずと言って良いほど周りの人間が忠告してくるものです。
女性の一人旅ともなればその数は数知れず。
「危ないから辞めておいた方がいいよ。ツアーの方がいいんじゃない」
「語学もろくにできないで何かあったときにどうするの?」
「どう考えたって無理だよ、やめておいた方がいいんじゃない」・・・
あまりにも反対意見が多いと、当初の熱い思いは冷めてしまい、
気がついてみたら断念していたというようなことはないでしょうか。
時が過ぎ、再度挑戦と思いきや、
今度は仕事が忙しくて休みが取れない状況に。
また、年齢を重ね、いざ挑戦となったところで、
今度は体が言うことをきかず、
ため息交じりに出てくる言葉は
「ああ、あのとき行っておけば良かった」。
死ぬ間際に後悔することベスト10の中に
「行きたいところに行けなかった」があります。

後悔を少なくするためには、
こんな考え方も参考になるのではないでしょうか。
私の大好きな詩人、エドガー・A・ゲスト、
「あなたが落ち込んだ時のために」です。
「おまえにできるわけがない」と誰かが言った。
しかし、彼は微笑んでこう言った。
「確かに、今までは誰もできなかったよ」
彼は自分がやってみるまでは、
決して「できない」
彼は小さく微笑んだ。
そして彼の気持ちはだんだん引き締まっていった。
本当に不安だったら、そんな余裕はないはずだ。
彼はみんなが無理だということに、鼻歌まじりで取りかかり、
ついにはそれをやり遂げた。
誰かがあざ笑いながらこう言った。
「誰もできなかったんだ。おまえになんかできるわけがない」
ふと私たちが気がつくと、
彼はコートと帽子を脱ぎ捨てて、
誰もが今までやったことのないことに向かっていったのだ。
彼は小さく微笑んで、あごを少し上げ、 何の疑いやためらいもなく、
鼻歌まじりで取りかかり、ついにはそれをやり遂げた。
何千人もの人々が、あなたに「それは無理だよ」と忠告する。
何千人もの人々が、あなたの失敗を予言する。
そして何千人もの人が、 待ち受けている困難をひとつひとつ指摘する。
そして何千人もの人が、
そんな時、みんなに微笑を投げかけよう。
そしてコートを脱ぎ捨て、やってみるのだ。
そしてコートを脱ぎ捨て、やってみるのだ。
みんなが無理だということに、鼻歌まじりで取りかかろう。
あなたにもきっとそれはできる。